2021年12月号
パートナーのあなたへ。
11月もお仕事お疲れ様でした!
今日は12月12日(日)。今月も大阪天満の地元のサンワーコーヒーという喫茶店からこのレターを書いています。
どうします?
これがお手元に届く頃は12月20日前後。
あと10日で今年が終わるじゃないですか。
あなたにとっての2021年はどんな1年でしたか?
HANOWAや僕にとっては2021年は本当に飛躍した年でした。2022年は
「勝利を確定させる年」
にするつもりです。
こういった、プラットフォーム型のビジネスは、市場の中にいる歯科医療従事者や、歯科医院に対して、ある一定の認知や存在を知られるポイントに一番乗りすると、ほぼ自動的に2位3位と歴然たる差をつけ続けてしまうことがあります。コンビニといえばセブンイレブンだし、車といえばトヨタだし、チャットアプリと言えばLINEだし、歯科の人材シェアリングと言えばHANOWAだし。みたいな。
2位じゃダメなんです。
11月のHANOWA上での平均時給は1,964円。
1マッチングあたりの報酬額は10,507円でした。
HANOWAはガチで歯科衛生士の平均時給を上げにかかってます。
「人が足りない。でもお金は出せない。」
なんて言う歯科医院ははっきり言って退場して頂けばいいと思います。
僕には明確なビジョンがあります。
全国6万8千件ある歯医者さん。全体の平均年商は4,000万円程度です。
年商4,000万円って、院長1人ドクターで、DHが1~2名、DA2~3名、チェア3~4台がせいぜい関の山です。院内の人数が多くても7,8名なら、たった1人のDHの産休離脱でその医院は甚大な経済的損失を被ります。そりゃこれから産休に入りそうな人材を雇うことにも躊躇もします。
いっそのこと、全国の歯科医院数が半分の3.4万件になって、平均年商がせめて1億くらいになって、10~20人が働けるようにでもならないと、業界として産休人材を受け入れる余力が生まれません。
それぐらいのショックが、場合によっては必要なのではと思っています。それがまだ正解か間違いかは僕も分かりません。でも少なくともより良いことをしようと思っても、経済的な力がなければそれは出来ません。
2位じゃダメなんです。
2022年、僕らは勝負を決めます。
そして2023年、みんなお待ちかねのHANOWAデンタルクリニックです。
しかしつくづく院長先生に対して、この手紙の内容はネットで書いたら大炎上しますよね。
「歯科医院の数は半分になっちゃばいい」とか「俺たちで理想の歯科医院を作る」とか...。
でもやっぱり僕は、いいことをするなら、まずは内からだと思っています。
患者さんに対していいことをするには、働くスタッフの心が満たされていないとそれは叶いません。働く人たちの心が満たされていて初めて、患者さんの心を満たせると思います。
2022年は歯科医師版HANOWAも本格稼働するので、院長も土曜日に休んでお子さんのイベントに参加してもらえるような環境を作りたいものです。
とにかく僕らはこの業界で働く人たちの心が満たされるような環境作りに尽力します。その過程で多くの院長先生や他の誰かを的に回すことになると思います。誰の味方となり、誰から嫌われるのかを決断することがリーダーとしての僕の役目です。
断固たる決意で、HANOWAはこの業界で働く人たちが報われるサービスを作ります。
はい。そうです。なんか、書いてるうちに鼻息が荒くなってきました。
いずれにせよ、2021年最後のレターですね。みんなのおかげで今年もHANOWAは大成長しました。2022年もよろしくお願いします^^
今月もお疲れ様でした!
来年もどうぞよろしくお願いします。
株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平