CEOのメッセージ 〜 創業の経緯 〜

持続可能な社会保障制度の再生産へ

歯科医療従事者のギグワークから小さく始まったハノワも、夢だけではなく現実に介護や医科、保育へ展開しうる力がついてきました。
創業初期は「人材不足を解消する!」と目をキラキラさせて壇上でピッチを重ねましたが、今となってはまるでインサイトを捉えていなかったと反省するばかりです。
  • 保険診療という名の社会主義的な構造
  • 経営能力の低い専門家の独占開業
  • 能力や成果と比例しない報酬形態
  • インフレと相性が最悪な2年ごとの診療報酬改定
全てが複雑に絡み合って、この産業に労働力が寄り付かないことが経済合理として美しいぐらいに完成しています。
そこにどれだけ人材を供給したところで、不幸の再生産の片棒を担ぐ営みでしかありませんでした。
 
さらに2023年の賃金構造基本統計調査をみると、歯科医科や介護・保育などの社会インフラを支えるエッセンシャルワーカーの平均年収はおよそ436万円とあります。これは他業種平均の541万円に対して100万円近く低い。
平均436万円では、この社会の維持に必要な合計特殊出生率2.1はおろか、子どもを持つことさえ悩む水準ではないでしょうか。
自身も社会の持続性を毀損しながら、経済的にも、精神的にも削られながら誰か他人のケアをする。
こんな壮大な欺瞞は私たちの世代で終わりにするべきです。
 
私たちはエッセンシャルワーカー自身がイニシアチブを持って時給と労働時間を決めるサービスを運営しています。彼らが勤務する度に、全国各地の社会保障領域の事業所の労務環境が収集されます。その情報をもとに、劣悪な労務環境や生産性の低い事業所の淘汰と新陳代謝を加速させることに本気で取り組みます。
上っ面の綺麗事を言っている余裕はもうこの社会には残っていません。
 
本気でこの国の社会保障制度を、持続的なものへと生まれ変わらせる。
その最前線に立ちたいと思うなら、ぜひお話しをしましょう。
 
株式会社HANOWA 代表取締役 新井 翔平
 
 
 
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